今年もそろそろこの季節が

皆さんこんにちは。

大阪、堺の電気工事会社

中村電設株式会社の代表　中村です。

 

世間のコロナ禍（か）の出口がいよいよ見え始めた今日この頃ですが、

それとは入れ替わりに暑い時期がやって来ました。

弊社の仕事は人が動いて”なんぼ”の商売ですので、

従業員の方々には汗をかいて働いてもらう必要があります。

 

ただこれからの時期はだんだんと暑さが厳しくなってきます。

従業員の方々には熱中症のリスクが高くなってきます。

 

そこで弊社は毎年、色々な熱中症対策を実施しております。

・スポーツドリンクの配布

写真は一部ですが、毎年この時期から９月、10月の初旬ぐらいまでに500mlのスポーツドリンク

を約1800本消費します。これは毎日各員2本以上飲むことを想定して仕入れている量です。

また、毎日飲むわけですから、糖分やカロリーを考慮してゼロキロカロリーの物を配布しています。

500mlの物にすると同じ量を2リットルの物と比較するとコストが高くつきますが、

衛生面を考慮して500mlの物を採用しています。

 

・全従業員に空調服の配布

今までも弊社は全従業員に空調服を配布しておりましたが、

今年からはフルハーネス型墜落静止器具を使用しており、従来の空調服が使えなくなったために、

全空調服をフルハーネス対応の空調服に刷新しました。

 

・毎日の体調チェック

朝と昼の作業前に全員体調チェックと熱中症対策におけるドリンクの摂取量を記録させています。

万が一熱中症に罹患した場合も治療の助けにもなりますし、

何よりも従業員各員へのドリンク摂取の意識付けになると思います。

同じ用紙に3時間ごとのWBGT値（熱中症指数）を記載したものを掲載し、

自分の周囲環境の周知と熱中症対策の目安や方針にに役立てています。

 

・ドライミスト装置の設置

休憩所の上部に昨年にドライミスト装置を設置いたしました。

その前にもミスト装置は設置していましたが、ミストと言うか水を撒いていた程度の物で、

お世辞にもいい物ではございませんでした。

その場所で休憩する場面でしか使えませんが、少しでも涼を感じてもらえればと思います。

 

・注意喚起看板の設置

今年は資材倉庫と休憩所に大型の注意喚起看板を設置いたしました。

予防対策やもし罹患した場合の対処方法等が記載されており、注意喚起が出来る物となっています。

 

・小型WBGT計の現場への携帯

これに関しては6月から実施の予定ですが、小型の携帯できるWBGT計を各現場に持って行き、

計測することを義務付けます。

現場によってWBGT値が違うことが多く、

よりきめ細やかな対策が取れることになって行くだろうと考えています。

 

これからはどこの現場も暑くなって来ることが予想されます。

出来る限りの対策を取っていき、今年も熱中症罹患者ゼロを目指します！！