消火設備を設置すべき理由は？

日本は、地震が頻繁に起こる国です。
また、地震が引き金となり火災も起こります。
よってビル・商業施設・一般家屋には、消火設備の設置が必要だと言えます。
そこで今回は、消火設備を設置するべき理由を具体的に解説いたします。

消火設備とは

消化設備とは、延焼防止設備の総称であり消防設備の一種です。

消火設備を設置するべき理由

火災はどこでも起こりえます。
また、地震の二次災害でも火災が起こる危険性があります。
よって、ビル・施設などの建物には、消火設備の設置が義務付けられています。
一般家屋については、消火設備は義務ではなく、推奨されています。

消火設備の種類

消火設備は、大きい順に第1種から第5種まであります。
複数の設備を備えることでより火災対策のレベルを上げることができます。
5種類の消火設備の具体的な内容を紹介します。

第1種消火設備

放水機能により、屋内・屋外の広い範囲の消火に役立ちます。

・屋内消火栓設備
・屋外消火栓設備

第2種消火設備

天井に設置され、火災を自動的に感知して散水します。

・スプリンクラー設備

第3種消火設備

水噴射は、スプリンクラーよりも細かい水の粒を散水し、酸素を遮断することで消火します。
化学物質の性質を利用して消火します。

・水蒸気
・水噴射
・泡
・二酸化炭素
・ハロゲン化合物
・消火粉末

第4種消火設備

第3種消火設備に含まれる化学物質などの薬剤を使用する消火器です。

・大型消火器

第5種消火設備

一番規模の小さい消火設備です。

・小型消火器
・乾燥砂
・水槽
・水バケツ

まとめ

消火設備は第1種から第5種に分類されることからも分かる通り、様々な種類があります。
災害や火事に備えた対策として、消火設備を設置することをおすすめします。

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