消防設備の種類とは

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消防設備の種類とは

コラム

2022/07/01 消防設備の種類とは

万が一火災が発生したときに備えて、消火設備を設置しておくのは大切ですよね。
しかし現代では消火設備の種類が多く、選び方が分からなくて困っている人も多いと思います。
そこで今回は、消火設備の種類ごとの特徴を紹介していきますね。

消防設備の種類

屋内・屋外消火栓設備

屋内消火栓設備は会社の通路の壁によく設置されている設備で、火災の際は手動で消化する必要があります。
屋外消火栓設備は名前の通り建物の外に設置する消火栓設備で、こちらも同様に手動での消化が必要です。

スプリンクラー設備・水噴霧消化設備

天井に埋め込む設備で、火災感知から放水まで自動で行ってくれます。
そのため、人通りが少ない場所での設置がおすすめです。
また水噴霧消化設備は散水する時の粒子が小さく、火災で発生した熱を素早く冷却する効果があります。

泡消化設備

危険物取扱上などで設置される設備で、水と消化薬剤を調合した液体を放水して燃焼面を覆います。
それゆえ、熱の遮断と消火効果が期待できる設備です。

不活性ガス消化設備

消火剤が機械に付着しにくく消火剤の付着による機械の故障を防ぐため、精密機器を取り扱ってるところでよく使われています。

ハロゲン化物消化設備

ハロンという、人体に悪影響の少ない物質が使われている消火剤です。
しかしオゾン層を破壊してしまう理由から、現在では生産中止されています。

粉末消化設備

粉末消火剤を使い空気を遮断することによる冷却効果と、火を周りの物に移りにくくする効果があります。

動力消防ポンプ設備

他の消火設備と違い動力で動くため、配管の設置が必要ありません。
ですので、導入コストを抑えることができます。

まとめ

消火設備は全部で9種類あり、冷却スピードなど特徴がそれぞれ違います。
精密機械が多いところで使用すべき消火設備もあるので、使用する環境に応じたものを選びましょう。

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