フルハーネスの義務化について

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フルハーネスの義務化について

コラム

2022/09/08 フルハーネスの義務化について

いろんな現場や職場などの労働環境は、年々改善されたり良くなってきています。
そんな中、高所作業時の墜落・転落による事故は多く発生しているのはご存知でしょうか。
今回はフルハーネスの義務化について、詳しく紹介していきたいと思います。

フルハーネスの義務化とは

フルハーネスの義務化とは、高所作業時において胴ベルト型ではなくフルハーネス型の安全帯を必ず使用するという内容です。
フルハーネスが義務化された理由としては、墜落・転落時の安全性を高めるため義務化されました。
フルハーネス型の場合、宙吊り状態でも基本的に足が下になり直立した姿勢となりますので身体への負担軽減になります。
6.75m以上の高さで作業する場合には、必ずフルハーネスを着用しましょう。

フルハーネス着用義務化はいつから

労働安全衛生法改正により、2019年2月1日から安全帯の規格が変更になってフルハーネス型安全帯が義務化されています。
2022年1月1日までは経過措置という扱いになっており、フルハーネス着用義務化への完全移行は2022年1月2日からです。

フルハーネスの特徴

フルハーネス式安全帯は、ベルトを肩や太ももなど体の複数部に装着するタイプになります。
多くののパーツから構成されていて、万が一の墜落時でも体が安全帯から抜け出す可能性が低くなっています。
以下が、フルハーネスを構成している主なパーツです。

・ベルト
・胴ベルト
・胸ベルト
・腿ベルト
・骨盤ベルト
・着脱式連結ベルト
・D環
・フック
・ショックアブソーバ など

まとめ

フルハーネスの着用義務化は、命を守るための施策です。
6.75m以上の高さで作業する場合には、必ずフルハーネスを着用し高所作業時の墜落・転落を防ぎましょう。
準備ができるのであれば早めに新規格のフルハーネスを用意して、フルハーネス型墜落制止用器具の使用をおすすめします。

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