配線工事の耐用年数について

配線工事に使用する配線の耐用年数についてご存知でしょうか？
配線と一概に言っても種類が豊富にあるため、適切な製品を使用する必要があります。
そこで今回は、電気工事で使用する配線の耐用年数についてご説明させていただきます。

配線工事の耐用年数

配線工事に使用される配線は主に「絶縁電線」「低圧ケーブル」「高圧ケーブル」の3種類が使用されます。
屋内・屋外によっても年数は異なりますので、それぞれご紹介します。

・︀絶縁電線
屋内で使用した場合の耐用年数は、20年以上30年未満ほどです。
屋外で使用した場合は、15年以上20年未満程度とされています。

・︀低圧ケーブル
屋内もしくは屋外でも水に濡れない場所で使用した場合は、20年以上30年未満と考えた方が良いでしょう。
屋外で水に濡れる場所で使用した場合はそれよりも短く、15年以上20年未満が目安とされます。

・︀高圧ケーブル
屋内で使用した場合は、20年以上30年未満程度です。
屋外で水で濡れる場所で使用した場合、10年以上15年未満と寿命が短くなってしまいます。

まとめ

配線工事の耐用年数は下記のとおりです。

・絶縁電線…20年以上30年未満(屋外は15年以上20年未満)
・低圧ケーブル…20年以上30年未満(屋外は15年以上20年未満)
・高圧ケーブル…20年以上30年未満(10年以上15年未満)

浸水・高温・薬品・紫外線・カビなどの影響を受ける場合もあるため、特に屋外での耐用年数は短い傾向にあります。
『中村電設株式会社』では、電気や通信における工事を承っております。
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