溶接の種類について

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溶接の種類について

コラム

2023/08/01 溶接の種類について

現場工事において、溶接は欠かすことの出来ない重要な作業です。
ちなみに一言で溶接と言っても、かなり種類があるのでちょっと分かりづらかったりもしますよね。
そこで今回は、溶接の種類に関して詳しくご紹介していきます。

溶接の種類とは

溶接は大まかに、以下の3つに分類されております。

・融接…金属の接合部分を溶かして、外部から溶けた金属を加えた後に、加熱して接合させる
・圧接…金属の接合部分に加熱・圧力を加えて接合させる
・ろう接…母材よりも低い温度で、溶加材を接合させる

融接

・アーク溶接…最も標準的な溶接方法で、アーク放電という電気現象を利用して溶接する
・プラズマアーク溶接…プラズマガスとプラズマアークを用いて、溶接する
・電子ビーム溶接…電子の動きを利用した溶接する
・レーザー溶接…レーザーの熱を使って溶接する

圧接

・スポット溶接…一箇所に強力な圧力をかけて溶接する
・プロジェクション溶接…スポット溶接同様、一箇所に強力な圧力をかけて溶接を行う

ろう接

・ろう付け…溶加材を融点が450℃以上の溶高熱で溶かして、ろう接する
・はんだ付け…融点が450℃以下の溶加材を利用して、ろう接する

溶接のメリット・デメリット

メリット

溶接を行うことで、気密性・水密性を得ることができ、強度も高くすることが可能です。
接合するための部品が増えない為、コストダウンに繋がります。

デメリット

高温・高圧によって母材の変形・歪みが発生する恐れがあります。
ミスによって破損する可能性があるため、確かな知識と技術が必要です。

まとめ

溶接の種類には大きく分けて【融接・圧接・ろう接】の3種類が存在します。
溶接には強度を高く接合できる可能性がありますが、確かな技術と知識が必要です。
弊社は電気工事に関して、安全で信頼できる施工を心掛けております。
ご用命の際は、ぜひお問い合わせください。

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